学生支援センターでは毎年2回、公認クラブ同好会に所属する幹部学生を対象に、熱中症対策セミナーを実施しています。これは昨今、熱中症による被害が増加している背景を鑑み、公認団体の夏季における活動を安全に行ってもらうために3年前より取り組んでいる施策です。
本年度第1回目は、6月30日(月)に大塚製薬株式会社立川出張所から阿部章則講師(健康管理士・一般指導員・食育指導士)をお招きし、約40分間にわたり、熱中症の危険性や具体的な予防策、飲料を選ぶ際に着目してもらいたい点など、すぐに活用できる内容のご講演をして頂きました。
学生支援センターでは、この講演をさらに多くの学生に知ってもらうため、第2回目として、7月15日(火)に八王子キャンパスの公認団体45団体を対象に実施し、71名(学生65名、内藤学生支援センター長、木崎公認クラブ同好会部門長、学生支援課担当職員4名)が参加しました。
冒頭、内藤学生支援センター長より、当セミナー実施の意味や夏季における活動指針についてお話された後、熱中症対策セミナーの動画を上映するともに、本学独自に取り組んでいる様々な熱中症対策の紹介や夏季における活動指針を説明しました。
今後、学生支援センターでは、当セミナーで上映した熱中症対策動画を八王子キャンパスに通う全学生に向け配信します。学生1人ひとりが熱中症に関する正しい知識を得、課外活動中以外でも熱中症を事前に防ぐことができるよう努めていきます。
※この他にも学生支援センターでは、夏季における熱中症指数の測定(平日2回・土曜日1回・日曜祝日は団体各自で管理)、グラウンドに日よけのためのワンタッチテントを設置するなど、熱中症を事前に防ぐ対策を実施する他、万が一の時の団体内における危機管理体制の徹底と大学との迅速な連絡体制構築を目指し、日々指導にあたっています。