平成27年1月20日(火)、外国語学部熊谷奨学金(以下「熊谷奨学金」)授与式が外国語学部長室にて執り行われました。本年度は、英語学科2年の鈴木詩織さんと、同じく英語学科1年の村田 剛君の2名に決定・給付されることとなりました。
熊谷奨学金は、外国語学部熊谷文枝名誉教授の寄付を原資に平成20年に設立され、留学出発時に同学部第2学年または第3学年に在籍し留学を希望する学生を対象とした外国語学部独自の奨学金です。
伝達式は、終始和やかな雰囲気の中で行われ、各教員より授与者にメッセージが送られました。
坂本ロビン学部長からは「自ら留学に行くことを強く希望し、小論文や面接を見事乗り越えたことにとても感動しました。杏林大学の代表として、留学先で胸を張り頑張ってください。応援しています」と激励のメッセージが贈られました。
木﨑英司学生部長からは「誰もが与えられる機会ではありません。本学の代表として留学し、そこで学んだことを、帰国後、大学にも自分にもフィードバックできるよう頑張ってください」と言葉が掛けられました。
稲垣大輔教務部長からは「熊谷文枝先生は留学先で培った経験を活かし、外国語学部在職中は、学生を育てたいという一心から授業を全て英語で行うような先生でした。熊谷先生の意思を汲み、留学先で自信を持って頑張ってください」と策励されました。
村田 剛君を推薦した黒田有子教授からは「おめでとうございます。お二人には留学を楽しんで来てもらいたいと思います。勉強ももちろんですが、留学先でしかできないこともあります。楽しかったと言えるようにして下さい」と奨励されました。
鈴木詩織さんを推薦した八木橋宏勇准教授からは「語学力やコミュニケーション能力はもちろんのこと、熊谷文枝先生が大事にされている思考力もしっかり身に付けてきてください。留学前に熊谷先生の留学体験記『マージナライゼーションの青春』(青山社)をお読みになり、この奨学金の背景を理解しておいてください」と鞭撻されました。
留学にあたり
外国語学部英語学科 2年 鈴木詩織
今回、初めてこのような機会を頂き、今からとても楽しみにしております。与えられた期間以上のものを身に付け、帰国後にはその経験を活かして大学に貢献したいと思っています。
外国語学部英語学科 1年 村田 剛
自分が採用されるとは思いもしなかったので、採用の通知が来た時には飛び跳ねて喜びました。お金がないとやりたいことが出来ないという悔しさがありましたが、このような機会を頂けたので、全力で自分の成長のために頑張っていきたいと思います。