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保健学部の授業を体験 スプリングセミナーが行われました

保健学部スプリングセミナーが3月24日(火)、午前10時から午後3時まで八王子キャンパスで行われ、高校生27人が参加しました。
高校生は、午前中に体の運動機能などを学ぶ作業療法に関するプログラムを、昼食をはさんで午後からは腎臓の働きや役割などを学ぶ臨床工学に関するプログラムに臨みました。いずれも実際に大学生が授業で学ぶ内容とほぼ同じでしたが、解説などは高校生にわかりやすく担当教員が工夫をして行われ、テキストもこの日のために特別に用意されました。

■作業療法:手の装具(於:K棟4階実習室)

実習担当の作業療法学科 森田千晶教授から
今回の実習は、通常は3年生が行う作業療法の専門性の高い内容ですが、高校生にも理解しやすくまとめました。まず、人の手の機能を学び、いろいろな動き(しくみ)や役割があることを理解したうえで、手の障害について知識を学深めました。
そして、手のハンディキャップを補う道具と方法を学び、実際に障害のある手を助ける装具を作りました。
生徒は医療材料の熱可塑性プラスチックで手の装具(スプリント)を作りました。このような経験は初めてと思いますが、お湯の温度を保つ「ヒートパン」という機器を使いながら、プラスチックを加工しました。装具を作るには人の手をよく観察し、触りながら行うため戸惑う生徒もいましたが、装具の形が完成してくる過程は興味深いようでした。
作業療法と聞くと、手工芸作業のイメージが強かったり、生活に密着した支援が多く、医療的側面が伝わりにくい面があります。実習をとおして、医療の場面で患者さんの障害のある手、傷ついた手に対しての「治療」を医療職としての作業療法士が関わっていることを伝えました。

手の装具について講義を受ける高校生

手の装具について講義を受ける高校生

■人工腎臓:人工透析(於:K棟2階 実習室) 

実習担当の臨床工学科 須田健二講師から
少し難しい内容だったかもしれませんが、腎臓の働きや役割を理解し、生命をつなぐ血液透析の治療や人工腎臓について学習しました。また、日々進歩する医療や病院における臨床工学士の役割を紹介しました。
実習は、人工腎臓や穿刺針など全て病院で使用されている器材を使って行いました。病院関係者以外では、取り扱う機会が少ないと思うため、生徒には良い体験になったと思います。
将来皆さんはいろいろな仕事に就くでしょう。仕事にリスクや失敗はつきものです。とくに医療の仕事には非常に高いリスクが伴います。まずは失敗をしないように誠実に業務を行うことが大切です。しかし、もし失敗してしまったら誠意を持って謝罪することを心がけてほしいです。

人工透析機器の働きやしくみを理解する

人工透析機器の働きやしくみを理解する


杏林大学では今後も、大学の施設を開放して、高校生に大学の学びを体験してもらう高大連携活動に取り組んでいきます。


2015.3.30

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