学生ステーション活動の一環として6月21日(日)国立劇場(千代田区)で毎年恒例の歌舞伎鑑賞会を行いました。本学の学生30名、本学で研修中のテキサスA&M大学(米国テキサス州)の学生・教員11名と本学教職員13名が参加し、明治時代の浄瑠璃演目『壺坂霊験記』を鑑賞しました。
歌舞伎独特の言い回しも多く、留学生の参加が多かった今回は理解が難しいと考えていましたが、参加者達は、歌舞伎役者の巧みな表現力により、言葉はあまり分からなくても物語を理解していました。本編前には女形の化粧方法や立ち振る舞いの解説があり、参加者は日本独特の文化に深く感銘を受けていました。本企画をきっかけに、たくさんの学生が日本の伝統文化に触れ、楽しんでくれることを期待しています。
〜参加学生の声をご紹介します〜
国際協力研究科 李 ヨウさん
楠家先生のおかげで、花道に近い席で鑑賞することができ、近い距離で役者の動きを見ることができました。声と体全てを使って感情を表現する姿は素晴らしい芸術だと感じました。
外国語学部 松岡 里菜さん
初めて歌舞伎を観ました。難しいイメージがありましたが、始めに歌舞伎についての説明があり、私のような初心者でも楽しめました。また、奈良県の壺阪寺が舞台の話ということで歴史にも触れることができました。他の演目も観てみたいと思いました。
Texas A&M University Fallon Gambleさん
All of the Kyorin students were so kind and friendly! It made me so happy. I liked how the actores used their entire bodies to portray their feelings. The little boy who played Kannon-sama was so impressive and bold! I could not believe a child could be so confident in front of so many people!