平成２７年度　外国語学部熊谷奨学金授与者が決定しました。

　平成28年1月12日(火)、外国語学部熊谷奨学金(以下「熊谷奨学金」とする)授与式が外国語学部長室にて執り行われました。本年度は、中国語学科1年の甲斐 里奈さんと、英語学科1年の渡辺 紗由さんの2名に決定・給付されることとなりました。

　熊谷奨学金は、外国語学部熊谷文枝名誉教授の寄付を原資に平成20年に設立され、留学を希望する学生を対象とした外国語学部独自の奨学金です。

　伝達式では、終始和やかな雰囲気の中で行われ、先生方よりお二人に、それぞれ励ましの言葉が送られました。

　坂本学部長からは「熊谷先生は日本の女性研究者のパイオニアでもあり、杏林大学を代表する先生でした。採用されたあなた方もそれぞれの留学先で1年間を過ごし、必ず結果が出せると信じています。私たちはあなたを応援しています。おめでとうございます。」と激励されました。

　稲垣教務部長からは「語学は一朝一夕で身につくものではありません。自分自身が力を付ければ、留学先での経験はより豊かなものになるので、より良いものになるよう、準備をしておいてください。そして、留学から帰って来てからも後輩へ引き継げるよう、頑張ってください。」と策励されました。

　甲斐 里奈さんを推薦した宮首 弘子准教授からは「甲斐さんは中国語学科からは２回目の熊谷奨学生となる学生ということで、大変嬉しく思っています。また、既に中国語検定2級をお持ちの甲斐さんには、留学を通して、日本語・中国語それに英語も学んでいただき、杏林大学を代表とする学生になって頂きたいと思います。頑張ってください。」と奨励されました。

　渡辺 紗由さんを推薦した小林 輝美講師からは「海外留学の目標として、勉学だけではなく、経験の一つとして、海外の友人を作って頂き、視野を広げてほしいと思います。そして、その友人たちを通じてグローバルに活躍して頂ければと思います」と鞭撻されました。