本学総合政策学部の久野ゼミの学生と外国語学部の交換留学生が「多摩の学生まちづくりコンペティション」で優秀賞を獲得しました。
コンペは書類審査・予選会を経て、昨年12月12日に立川市たましんRISURUホール(立川市民会館)で行われました(主催:学術・文化・産業ネットワーク多摩主催、後援:東京市町村自治調査会、協力:日本経済新聞社多摩支局)。
今回のコンペでは、昨年度の大学コンソーシアム八王子にて久野ゼミが提案し、すでに八王子市との協力関係のもとで実施されている「宿場町八王子再生構想」の成果と今後の展望について報告を行いました。同構想は、留学生の力を借りつつ、かつて甲州街道沿いの宿場町として栄えた八王子を、ふたたび「外国人に優しい現代の宿場町」として再生させることを目的とするものです。
当面のターゲットは、富士箱根方面の前泊・後泊地として一夜限り八王子に宿泊しはじめている中国人団体旅行客とし、日本人学生、留学生、行政、および市内飲食店や宿泊施設が連携しつつ、夕方八王子に到着して早朝に出発する中国人達の行動パターンの実態を踏まえた中国語市内マップの作成、市内飲食店メニューの翻訳、中国人向け食べ飲み歩きイベントの開催などを行ってきました。
今回、プロジェクトの実施面(企画立案、翻訳、通訳、調査など)では、外国語学部に在籍する交換留学生に活躍してもらいました。なかでも中国からの留学生 丁秋雨さんは、コンペ本選でも発表者として大変堂々とした発表を日本語で行いました。
■発表タイトル
『宿場町八王子』再生に向けた産学官連携プロジェクト:超短期滞在型外国人団体観光客に対する取り組み
■参加学生
総合政策学部総合政策学科 3年 西條勇、酒井健吾 / 2年 盛田真、馬場菜摘、山口美咲
総合政策学部企業経営学科 2年 樫野功輝、徐仇
外国語学部(交換留学生) 丁秋雨、區樹民、李冠蓉