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学生、市民ら170名が参加 地域連携ワークショップを開催

井の頭キャンパス開校から1カ月半が経過した5月21日(土)、大学、市民、事業者、行政関係者など約170名が参加して「地域連携ワークショップ まちづくりに“新しい風”を」が開かれました。
イベントの第1部では、本学の学生と教職員が三鷹市で行っている地域連携活動の発表が、第2部では健康や生きがいづくり、防災をテーマに参加者同士が意見を交換するワークショップが行われました。

第1部の開催を前に、松田剛明副理事長、跡見裕学長、清原慶子三鷹市長から開会のことばを寄せました。
松田副理事長は、「大学の専門教育や研究を、地域の活性化にどのように役立てられるかを皆さんと考えてゆきたい」と杏林大学と三鷹市のさらなる連携のスタートを宣言しました。
跡見学長は「井の頭キャンパス開校により4,000人規模の大学関係者が三鷹市に移って来ることは非常に大きな出来事です。大学として、皆さんの声に向き合ってまいります。そして、これから、市民、行政、大学の三者協働で、三鷹から新しい風を起こしてゆきましょう」と挨拶しました。
清原市長は、住民はじめ、在勤・在学者、ボランティア等の活動に携わる方すべてが三鷹市民であるとしたうえで、「皆さんの、創意工夫と柔軟な発想で、新しい民・学・産・公の連携の形を見つけたい」と今後の協働活動に大きな期待を寄せました。

第1部は、高齢者や一人暮らしの方などを対象した自分のためのガイドブック「私の案内書づくり」講座について保健学部の兎澤惠子教授が、子どもたちに命の大切さを伝える活動を同学部の佐々木裕子准教授と学生がそれぞれ紹介したほか、「国際交流フェスティバル」にボランティアとして参加した学生や商店会を紹介した「三鷹市内まち歩きマップ」の作製に携わった学生がそれぞれの活動内容と感想を発表しました。

第2部は、㈱キュムラス・インスティチュート代表取締役で東北芸術工科大学の岩井秀樹氏をファシリテーターに迎え、協働のまちづくりワークショップを行いました。参加者は「いつまでも健康に暮らす」「生きがいのある暮らし」「災害に備える地域づくり」の3つのテーマから一つを選び、グループごとにその課題や解決方法について意見を交換しました。

2016.5.23