熊谷奨学金は、外国語学部熊谷文枝名誉教授の寄付を原資に平成20年に設立され、留学を希望する学生を対象とした外国語学部独自の給付型奨学金です。
今年度は、厳正な書類と面接審査を経て、英語学科1年の鍋島 真菜さんと、中国語学科1年の大原 健楽さんの2名が選ばれ、12月22日(木)、授与式が井の頭キャンパスC棟5階の会議室で開かれました。
2名の奨学生は、坂本外国語学部長や選考委員に囲まれて緊張した様子も伺えましたが、授与式は終始和やかな雰囲気のなか進められました。
坂本学部長からふたりに決定通知書が手渡され、選考委員などからは、「熊谷名誉教授が奨学金を設立された経緯をしっかり理解して留学に臨んでほしい。語学だけではなく、文化も学び、留学から帰ってきた時、自身の成長はもちろん、大学や後輩に対しても貢献できるよう、悔いのない経験をしてきてほしい」と激励の言葉が送られました。
これを受けて来年9月から約6ヵ月間イギリス・オックスフォードに留学する鍋島さんは、「実現させたい夢を叶えるためには留学することが不可欠で、本当に感謝しています。精一杯がんばってきます」思いを伝えました。
また、来年3月から中国・北京に約1年間交換留学をする大原 健楽さんは、「私を推薦して下さった先生、選考委員のみなさまに感謝しています。この期待を裏切らないよう充実した留学生活をしてきます」と決意を語りました。