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平成29年度内閣府国際青年育成交流事業に参加して

外国語学部観光交流文化学科4年 菅野桃香

はじめに
 私は「平成29年度内閣府国際青年育成交流事業」に参加しました。この事業は、選考を経て選ばれた青年が日本代表として海外に派遣され、訪問国にて社会事情に関するディスカッションや日本文化の紹介、施設訪問等を行うものです。私はこの代表に選ばれ、2017年9月にバルト三国に属するエストニア共和国を訪れました。現地では、教育大臣や日本大使館への表敬訪問、現地青年とのディスカッション、エストニアが発祥でもあるSkypeオフィスへの企業訪問等を行いました。ITや教育の先進国であるエストニアですが、私は専門である“海外観光業”“地域活性”分野への学びを深めることを目標に活動しました。

印象深い体験
 渡航前、エストニアの対日観光戦略について、「クルーズ旅行」や「今後引退する団塊世代」に焦点を当てることが日本人訪問者数増加のキーワードにならないだろうかと考えていました。これは、北極海を経由して太平洋と大西洋を結ぶ航路である北極海航路が、地球温暖化の影響で夏季に氷が溶けるようになったため本格的な商業利用が現実味を帯びてきているからです。この状況を現在のクルーズブームや団塊世代と結びつけることで、必ずや現在より旅行者数は増加すると感じていました。
 そんな私に違う考え方を教えて下さったのは柳沢特命全権大使(以下柳沢大使)でした。大使館でのレセプション時に、柳沢大使に“住んでいるからこそ分かる日本人観光客が増えるためのカギ”をお伺いしたところ、『エストニアを起点としたヨーロッパ周遊旅行』というワードが返ってきたのです。
 現在、フィンランド旅行者の日帰り立ち寄りスポット、バルト三国周遊ツアーの一部としての立ち位置であるエストニアですが、実はEU加盟国の中では物価が低く、タリン国際空港からは加盟国への直行便も多くあるため、より安価な値段で旅行ができるのではないかという理由でした。
 EU加盟国・シェンゲン協定を活かしたより現実的な考え方であり、衝撃を受けたのを今でも覚えています。

真のグローバルとは
 改めて「グローバル」という言葉について考えるようになりました。最近では言葉が独り歩きをしてしまい、留学に行くことや英語が流暢な事、TOEICのスコアが高いことなどがグローバルという認識の人が多い社会であると思います。
 本事業での経験並びに20ヶ国程の渡航経験を通し、「真のグローバル」とは宗教や肌の色等一切関係なく全員が平等であり、また相互に偏見を持つことなく人間性で分かり合うという認識、常に世界の細部まで5W1Hを持ち積極的に知ろうという姿勢、またそれらに対し自分自身の意見を持つことではないかと思っています。

経験を通して
 大切なことは英語が流暢かどうかではなく、“失敗を恐れずに新しいことに果敢に挑戦する”ことであると思います。この信念が実り、日本代表青年として渡航する機会を得ることが出来ました。私で終わるのではなく次に繋げプラスの連鎖にしていくためにも今後、多くの学生が本事業に挑戦して欲しいと強く感じています。
 現在は2018年2月開催の報告会実行委員長として奮闘中です。少しでも興味を持った方は参加して頂けると嬉しいです。
 http://www.centerye.org/post-1195/

最後に
 本事業に参加するにあたり、外国語学部長 坂本ロビン先生に大変お世話になりました。お忙しい中、私の挑戦に向け英会話面接の練習を毎週行ってくださいました。本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいです。ありがとうございました!

派遣団員集合写真

派遣団員集合写真

ホームステイファミリーと

ホームステイファミリーと

皇太子ご臨席を賜った国際青年交流会議での一場面

皇太子ご臨席を賜った国際青年交流会議での一場面

2018.1.11

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