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中国語学内研修は「暑く」、「熱く」、楽しい日々でした!

 真夏日が続く中、慣例となった中国語学内研修が八王子キャンパスにおいて実施されました。対象は外国語学部1年次と2年次の学生です。今年の参加者は大変多く、1年次30名、2年次36名、合計66名の学生が二つのクラスに分かれて研修を受けました。期間は8月4日、5日、6日の三日間で、毎日5コマという短期集中プログラムです。
 三日間、15コマでいかに学生の勉学意欲をかきたて、より多くの中国語を身につけてもらうかについて、担当教員たちは工夫を凝らしました。毎日4コマはみっちり授業を行い、5コマ目は小テストを実施し、一日の締めとしました。両クラスとも中国語ネイティブスピーカーの教員が担当し、進行はほとんど中国語で行ない、読む、聞く、話すことに重点をおいた会話中心の授業展開にしました。学生たちは、はじめは教員の中国語が聞き取れるか、中国語で受け答えできるかなど戸惑いも見られましたが、段々と耳が慣れてきて、ゆっくりながら先生の質問に答えられるようになり、手応えをつかめたようです。
 また、言葉の勉強以外に、恒例の中村信幸教授による太極拳体験講座が松田記念館で行われました。昼の厳しい暑さにもかかわらず、参加者たちは指導の中村教授や模範演技の塚本尋教授の真似をしながら楽しそうに太極拳を初体験していました。
 今年の学内研修の締めくくりとして、杏林大学に在籍している留学生9名と交流をしました。大学院生7名と、外国語学部の高度日本語プログラムで研修を受けた協定校の学部生2名は、根気よく中国語初心者の言葉に耳をかたむけ、励ましてくれました。参加者たちは研修中に学んだ中国語で自己紹介をしたり、お互いの専攻や趣味及び中国のことについて中国語で話したりしました。教材を片手に必死に学んだことを話す学生の姿は印象的でした。自分の中国語が中国人に通じた喜びと達成感を得られたようです。
 三日間の研修に参加した学生からたくさんの声が寄せられました。中国語が前より聞き取れるようになった、今まで分からなかった表現ができるようになった、自分の中国語が留学生に通じて嬉しかった、もっと中国語を頑張りたくなった、太極拳は楽しかった、来年もまた研修に参加したい等…短い3日間でしたが、内容の濃い研修で、学生たちの中国語に対する興味は大いに深まったように見受けられました。今回の研修は今後の中国語学習の励みになったことと思います。
 最後に、3日間照りつける太陽にも負けず、連日の激しい雷雨にも怯まず、通いきった学生たちに拍手を送りたいと思います。これからも中国語の勉強「加油」「加油」!

外国語学部専任講師 張弘