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卒業研究報告会を開催しました

 去る1月31日(火)、寒さ厳しい中、外国語学部の卒業研究報告会が開催されました。
外国語学部の英語学科(英語ビジネスコミュニケーションコース・英語教育コース)、中国語日本語学科(中国語ビジネスコミュニケーションコース・日本語教育学コース)、応用コミュニケーション学科(表現メディアコース・観光文化コース)の全3学科6コースにおいて、卒業を間近に控えた4年生による卒業論文・卒業研究の報告が行われました。報告は4年間の集大成であるだけにいずれも充実したものでした。
会場では、「中・高等学校生の英語教育」「アンデルセン人魚姫」「絵本と私—What Kinds of Picture Book Do Children Want? 」「Power of Music〜日本の音楽が表現するもの〜」「詩の朗読」「『古今詩刪』と『唐詩選』」「瀋陽故宮について」「『仇』の語義変化」「若者語の構造的分析」「日本の世界遺産の観光資源価値および保護に関する一考察」「世界自然遺産小笠原諸島の急激な観光地化が与える影響に関する研究〜ガラパゴスに見る自然保護の観点から〜」等々、計100を超える報告とそれに関する質疑応答が展開されました。テーマは実に多岐にわたっていましたが、いずれの報告からも文献資料を収集吟味したこと、各地に赴き調査したこと、試行錯誤しながらまとめあげたことなどが伝わってきました。4年生にとってはもちろんのこと、傍聴した下級生にとっても、問題意識をもって自身の目で物事を観察し思考することの意義、自身の考えをまとめあげ表現することの重要性などを学ぶ恰好の機会になったことと思われます。

報告会終了後に催された懇親会では、報告者・来聴者・教員の間で、意見が自由に交換され会場は熱気に包まれました。6コース全ての報告について、コース所属の教員が感想・講評を述べ、各学科・コースで行われた研究の特徴・意義・問題点などを全員で共有することもできました。
報告会は4年生にとっては反省の場であると同時に今後のさらなる成長のステップになったに違いありません。また、3年生にとっては来年に向けての貴重な準備の場になったことでしょう。  
終始和やかな雰囲気に包まれた会も予定通り進行し、実りの多かった卒業研究報告会の一日は終わりました。        
                       (外国語学部FD委員 玉村 禎郎)