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第49回Academia 外国語学部公開研究会 実施報告

第49回アカデミア                   2012年12月19日(水)
於E106教室

題目:イギリス外交官の中国語学習・日本語学習

発表者:楠家 重敏 教授

発表要旨:
 イギリス外務省は通訳官を養成するため、若者を任地で外交業務を研修させ、さらに赴任国の言語を習得させるために通訳見習制度を確立した。1847年に中国で、1858年に日本でその初例がみえる。漢文正史ウエードは通訳見習の待遇改善と中国語通訳教育計画を作成し、1861年からそれが実施にうつされた。その恩恵を受けた一人がサトウであった。彼はウエードの計画に従って、北京などで中国語と満州語を学習した。日本赴任のまえに中国に滞在したことは価値があった。日本では公使オールコックがこの問題に尽力していた。アレキサンダー・シーボルトを雇い、日本語の口語に習熟する人物をえた。さらに日本語の口語のみならず文語に精通する通訳官としてサトウが登場した。シーボルトをはじめ多くの駐日イギリス通訳官が文語に苦闘するなか、彼が候文を読むことが出来たのは中国滞在の成果であった。彼自身も日本語の文書を読むためには漢字の習熟が肝要であることに気づき、『日本外史』など日本人の漢文著作を読んで、日夜「読書ノート」をつけ奮闘努力した。

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