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留学生の校外研修ツアーが行われました

12月7日、留学生のための校外研修1日ツアーが行われ、リニア見学センター、笹一酒造を見学し、川口湖畔、富士山五合目へと向かいました。今期の参加は交換留学生、派遣生、日本人学生あわせ30名。引率として藤田由香利助教、国際交流課伊藤理恵主任が同行しました。天候にも恵まれ、この時期は通行規制のかかりやすい富士スバルラインを通り抜け、富士五合目までたどり着くことが出来ました。

以下、今回のツアーに参加してくれた中国語学科3年村上大介さんの感想レポートを掲載します。




校外研修に参加して

中国語学科3年
村上大介

今回の目的地は山梨県。私は今年四月にもフレッシャーズキャンプのサポート学生として河口湖に行きましたので、学校行事として山梨へ行くことは今年二度目でした。バスが動き出すと、留学生は談笑をし、またバスガイドさんが丁寧に説明下さり、とても賑やかな車内となりました。私も留学生と日本語・中国語を交えながら、移動中もとても楽しく過ごすことが出来ました。

まず向かった場所は、都留市にある「リニア見学センター」。ここでは、リニアモーターカーの仕組みを詳しく知ることが出来、運が良ければ、実際に走行するリニアモーターカーを見ることが出来ます。この日は私たちが訪れている時間帯に運行する計画があったのですが、当初より運行時間が遅れてしまった影響で、残念ながら実際に動いている姿を見ることはできませんでした。ですが、リニアモーターカーに関していろいろ知ることが出来たので、とても勉強になりました。

次に向かったのは大月市笹子町にある「笹一酒造」の直売所です。ここでは酒蔵を見学しお酒の醸造方法やお酒の種類を学びました。醸造に使われる米は普通の米とは違い無味だそうで、少し意外でした。その後の試飲会では、日本酒をあまり飲まない私でもおいしく飲むことが出来ました。

そしてバスは「河口湖」へと向かいました。着くまでのあいだに、河口湖越しに富士山を望むことが出来、留学生はもちろん、八か月ぶりに河口湖へ来た私でさえも思わず感動してしまいました。河口湖畔の昼食でほうとう鍋を食べているとき、私がワカサギの素揚げを指して、「ワカサギって中国語でなんていうの?」と留学生に聞くと、「わからない」と答えました。調べてみると、ワカサギは日本とアメリカのカリフォルニアにしか生息していないらしく、対応する中国語がなかったようでした。「公魚」と漢字で書きますが、中国語で「公魚」というと、ふつうは「オスの魚」という意味になるそうで、改めで日本語と中国語は奥が深いと感じました。

最後に向かったのは日本一高い山、「富士山」です。富士山は天候が不安定で、日によっては車で五合目まで登れない日がありますが、この日は運よく五合目まで登ることが出来ました。五合目はマイナス3度と、想像していたよりも寒く雪も積もっていて、皆「寒い!」と言っていました。30分ほどの滞在でしたが、写真を撮ったり、郵便局で葉書を出したり、五合目からの絶景を見渡したりもしました。初めての五合目はとても有意義なものでした。

今回参加させて頂いて、日本の文化を再認識することが出来、また留学生とも沢山交流することが出来たので、本当に行ってよかったと思います。これを機に多くの留学生ともっと交流していきたいと思いました。またこのような機会が設けられたら、ぜひ参加したいと思います。

                                     2013.12.11

   参加者一同記念写真

   参加者一同記念写真

      美しい富士山

      美しい富士山