今年度の英語合宿は、1年生と2年生合わせて総勢59名が参加し、『高尾の森わくわくビレッジ』にて2泊3日のスケジュールで実施されました。参加者は5つのグループに分かれ、各グループにひとりずつ英語のネイティブスピーカーがリーダーとして加わり、アクティビティの間は英語を使用しなければいけない状況が作られていました。その結果、合宿が終わる頃には、学生の英語での発話が一段と増えたように思います。
今回の合宿のテーマは「文化」であり、異なる文化背景を持つ人と接するときはどのようにするかということを自然に考えることができるようなアクティビティが多く取り入れられていました。国内でも様々な都道府県出身の学生達、アメリカやイギリス出身のネイティブスピーカー達と外国語である英語でやり取りをする中で、異文化に触れ、コミュニケーションの取り方を学ぶことができたのではないでしょうか。
また、毎日、記事を読んで英語で自分の意見を述べるなどの宿題が課されました。自分の考えを持つこと、それを英語で表現することはとても大変だったようですが、考えを整理し、英語で作文をすることは英語力を鍛えるのにとても役に立ったことと思います。
この合宿が異文化に接した際にギャップを埋めようと努力をすること、英語にさらに興味を持ち、勉強を続けることのきっかけとなればと思います。
英語学科 小林輝美
2014年8月9日