11月11日の本学創立記念日に、日本語教育を学ぶ学生5名が、三鷹市にあるアジア・アフリカ語学院を訪問しました。
今回は初級クラスの会話練習の授業のほか、ひらがな導入期の貴重な授業を実際に見せていただきました。また、放課後には本学の学生が実施する模擬授業で、ネパールや中国、韓国、ベトナムなど、さまざまな国から来た学習者のみなさんと楽しく交流することができました。
現在、日本語教育実習クラスで実技の勉強に取り組んでいる細野舞夏さんの感想文を、当日の写真とあわせてご覧ください。
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今回初めて、日本語学校へ見学に行き日本語の学習者の方々のクラスを参観することができました。 想像していたよりも遥かに速い学習進度、習ったことを身につける早さに驚きました。 初級クラスでありながら、日本語のネイティブである私が聞いても難易度の高いリスニング問題をそつなくこなしていて会話能力にも長けていました。
今まで模擬授業を行う上でも学習者の学習進度に合わせて、気を使いすぎてしまっていた自分に気づかされました。
一方で、今回、本学の学生が放課後に模擬授業をさせていただきましたが、その際に教師役の学生の微妙な音声の違い(イントネーション、アクセントの特徴、癖など)を学習者がそのまま真似してしまうということを改めて痛感しました。 微妙に語尾が上がってしまう癖や、さり気なくついてしまった動作も合わせて真似してしまうということに留意して、今後自らも気をつけたいと思いました。
また、改めて日本語教師の仕事に関して興味・関心を抱きました。今回の貴重な体験を今後に活かしていきたいと思います。