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国際交流基金「日本語教育現場体験」の参加報告会を実施しました

 外国語学部で日本語教育を学ぶ学生3名が2014年11月26日から28日まで、大阪にある国際交流基金関西国際センターで行われた「日本語教育現場体験」に参加し、その報告会を3月31日に実施しました。

英語学科4年 海野愛乃さんの報告をご紹介します。

※本企画は、学内GP「グローバル教育への取組」区分『国内での多文化体験交流の促進』事業の対象として補助を受けました。

                             外国学部 准教授 荒川みどり

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日本語教育現場体験の報告会について


 私は、同じ英語学科の太田益輝さん、鈴木啓太さんと3人で、昨秋11月に大阪の国際交流基金関西国際センターで3日間にわたって行われた日本語教育現場体験に参加し、その活動報告を3月31日に行いました。
 日本語教育現場体験では、インドネシアの研修生との交流・研修生のスピーチクラスへの参加・研修生に若者言葉を教える授業という3つの活動を体験しましたが、報告会では私たちが行った若者言葉についての授業と交流面について報告しました。質疑応答の時間には、お聴きくださった外国語学部の先生がたから私たちの授業について貴重なご意見をいただきました。
 例えば、授業でとりあげた、「おはー、うっす、あざっす、ごめーん、わりー、んじゃ」のような言葉について、「そういう言葉を使うと、どのような印象を相手に与えるのかについて説明をしてはどうか」という助言をいただきました。「あざっす」は、必ずしも誰でも使うわけではなく、相手に与える印象もさまざまです。「あざっす」が相手にどのような印象を与えるかについて最後に説明をすれば良かったと思います。
 また、「インドネシア語と日本語の音声面の違いを把握する」ということです。インドネシアの学生は「んじゃ」という言葉の発音に苦労していました。それは、「ん」という音は、インドネシア語では単語の最初の音にならないからだそうです。
 今回の報告会では、新たな観点から授業を振り返ることができました。今回学んだことを今後に活かし、日頃から言語の特徴についての知識を深め、学習者が学んだことを実生活に活かせるような授業ができるようになりたいと思いました。

                        外国語学部 英語学科4年 海野 愛乃

報告者3名:左から英語学科3年 鈴木啓太さん・同 太田益輝さん・筆者

報告者3名:左から英語学科3年 鈴木啓太さん・同 太田益輝さん・筆者