日本語教師養成プログラムの科目を受講している学生等9名が,8月2日及び3日にアジア・アフリカ語学院(三鷹市)を訪問し,日本語クラスを見学しました。また,参加した学生のうち,「日本語教育実習」クラスを受講している学生,また夏にニュージーランド日本語教育実習に参加する学生計5名が,日本語を学ぶ学生たちに模擬授業を行いました。4名の学生の感想を紹介します。
2016年8月17日
外国語学部 准教授 嵐 洋子
学生の感想
アジア・アフリカ語学院で授業見学と模擬授業を行いました。一クラスには約20人の人がおり,特に台湾や韓国の人が多くいました。クラスの皆さんはとても仲が良く,積極的に授業を受けていたことが印象的でした。模擬授業は6人の学生のみなさんに行いました。授業を行う前はとても緊張しましたが,積極的に受けてくれたので楽しく授業を行うことが出来ました。この様な機会があればまた参加したいと思います。
(観光交流文化学科3年 本吉佳菜美)
先日,日本語学校の授業へ参加させていただきました。私は韓国からの留学生で,大学に入る前に同じく日本語学校に通っていました。大学で「日本語教育実習」という授業を受け,初めて教える立場から見学させていただきましたが,「先生はこういうことに気を使っていたんだ」という新しい視点を学ぶことができました。日本語学校の経験者として学生の皆さんに日本語の勉強の仕方やこれからの進路などについてアドバイスすることができたのも嬉しかったです。とてもいい経験になりました。またぜひ参加したいと思います。
(観光交流文化学科3年 韓ゴウン)
この度,初めて日本語学校を訪問させて頂きました。学生の皆さんが前回学習した文法を用いて私たち杏林生と会話をする時間がありました。皆,積極的に質問や応答をしてくれて,私が「日本語を勉強することは楽しいですか?」と質問すると「はい,もちろん!」と答えくれました。日本人としてとても嬉しいと思いました。この訪問を通して言語を学び,意思疎通を図ることの楽しさ感じることができました。短い時間ではありましたが,良い経験になりました。
(英語学科3年 根岸香奈)
日本語学校で模擬授業を行いました。参加する前は学生の方たちに楽しんでもらえるか不安でしたが,実際に授業をしてみるとたくさん質問をしてくれたりして,盛り上がりました。しかし,授業内容が充実したものではなかったので,もう少し内容を濃くしたり,工夫が必要だと思いました。
(英語学科3年 北村郁香)