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多様化する時代に向かい合うために:グローバル人材論で特別講義を実施しました

 「グローバル人材論」は今年度の井の頭キャンパス開設と共に入学した外国語学部1年生の必修科目で、彼らが卒業する4年後、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に社会に出ていく若者たちがどのような力を身につけておく必要があるのか、複数の外部講師をお招きしてさまざまな角度から考えていくものです。春学期は中国語学科・観光交流文化学科、秋学期は英語学科の学生に対して実施されています。

 第10回からの4回の講義は総合商社OBの品川道久氏に担当していただきました。「学生生活は自分を知るよい機会である」こと、「物事を感じる感性や感覚を磨く」ことの大切さ、「とにかくやってみる(Give it a Shot!)」などを、自身のカナダ・アメリカ・イギリス等英語圏の国々での海外生活や海外での豊富なビジネス経験の実例を交えて講義されました。

最終回では、多様化し不確実な時代を生き抜くために必要なこととして「自ら考えて行動する」「柔軟な心と柔軟な思考」「先を読むチカラ」「問題発見能力」「相手の立場に立って考える」「自分の考えや感じていることを的確に伝える」「外国語の習得」「信頼できるパートナーを見つける」「大きな目標をもつ―急がば回れ」「趣味を持つ―長く続ける」「メンタルの強い人」「物事を楽しめる人」の12項目を分かりやすく語っていただきました。

 ビジネスにおいては、ルールを知りそれを守れることやマナーがよいことはもちろん、人文系の勉強を通して感性を磨くことが非常に大事である、外国語学部という環境で外国語の習得と共に幅広い教養を身に着けてぜひ夢をかなえてほしい、と締めくくりました。