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アジア・アフリカ語学院を訪問,交流授業を行いました

 日本語授業の実際Ⅱ(日本語教授法演習)を受講している学生14名が,12月13日アジア・アフリカ語学院(三鷹市)を訪問しました。参加者は3チームに分かれ,アジア・アフリカ語学院の学生たちに交流授業を行いました。学生の感想を紹介します。

2017年12月25日
外国語学部 准教授 嵐 洋子

学生の感想
 今回の交流授業では、試着ができるようになる事を目標に、色の名前や試着室の場所、服のサイズの尋ね方などを練習しました。日本語学校で授業を行うのは初めてでしたが、はじめにアイスブレーキングのゲームをしたので、緊張せず良い雰囲気で授業を進めることができました。私たちのグループは少人数だったので、学習者全員とコミュニケーションをとって、分からない部分がないように、しっかりサポートすることができました。クイズやペアワークは学生の皆さんが楽しみながら積極的に参加してくれたので、とても嬉しかったです。機会があれば、またぜひ参加したいです。
(英語学科3年 荻原麻由)

 私たちのチームは、「若者が使う略語」を紹介しました。今回、初めて実際に先生の立場に立ってみて、先生という責任の重さを身に染みて感じました。「授業は何が起こるか分からない」と聞いていましたが、本当にその言葉の意味を理解しました。色々な事態にも対応できるように,準備の際には考えておかなければなりません。また、どうしたら授業を楽しんでもらえるか、いかに学生が興味を持つような授業ができるかを考えることも大切であると思いました。まだまだ工夫することはたくさんありますが、最後にはみんなと話せて、仲良くなることができ、とても嬉しかったです。
(英語学科3年 吉崎由里晶)

 私たちのチームは、動詞のジェスチャーゲームや「シークレットサンタ」というゲームを行いました。自分が担当した後者のゲームは、学生たちの理解力が高く、スムーズに進めることができました。みんな楽しそうにやってくれて、ほっとしました。今まで学生として授業を受けてきましたが、実際、自分が授業を行ってみると、分かるように説明することの難しさ、ほんの数分のための下準備の大変さを実感しました。説明しても分からないこともあり、「伝える」と「伝わる」はほんの一文字違いですが、別物なのだと改めて感じました。今回の交流授業を通して、「伝える・伝わる」ことの大切さと、授業の有難さを学びました。
(中国語学科1年 三浦智広)