外国語学部の卒業研究報告会は、各ゼミナールの卒業研究の成果を分かち合うことを目的に学科ごとに毎年1月末に開催されます。
これまでの集大成である研究成果を公表する4年生の学生たち。それを見守る後輩たちにとっても、これから自身で卒業研究に取り組むイメージとヒントをつかむ大切な日です。
①英語学科
英語学科では、海外留学中の学生もいることからオンラインで開催しました。7つのゼミナールから43件の発表がありました。文学・哲学・言語学・コミュニケーション論など様々な観点から研究成果が報告され、質疑応答では専門分野の枠を越え、先生方も交えて活発で熱心な意見交換が繰り広げられました。発表を終えたある4年生は「先生方からの質問やコメントが鋭く苦しかったが、何とか乗り越えることができた。大きな自信になった」と語っていました。
<研究テーマ例>
「名探偵コナンの登場人物名に関する日英中対照分析―音象徴を用いて―」
「スマートフォンを使用しながらのコミュニケーションにおける会話分析―あいづち観察の観点から―」
②中国語学科
中国語学科では、4ゼミナール20名の学生がオンラインで卒業研究の報告をしました。テーマは中国の社会や文化に関わるものの他、台湾や沖縄の言語、中国市場における日本企業の戦略など多岐にわたり、教員を含めて約40名の参加者からコメントや感想が多く寄せられました。