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学生による評価を基に外国語学部「Teacher of the Year 2022」を表彰

外国語学部「Teacher of the Year 2022」に選出された教員の表彰式が行われました。Teacher of the Yearは、学生による授業評価アンケートに基づいて選出されます。以下に受賞者のコメントと授賞式の様子を紹介します。

受賞コメント

● 教授 宮首弘子(張弘)「中国語通訳法Ⅱ」
この度、Teacher of the Year 2022という素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。
「中国語通訳法」という授業は中国語学科三年生と協定校からの留学生が共に学ぶものです。通訳技法を習得しつつ、通訳演習やプレゼンテーションを通して、語学の運用力を高めると同時に相互理解を深めていきます。日中間の言葉や文化などの差異について学生が忌憚なく意見を言い合い、発表できるように工夫しています。
日中両国の学生の語学力や背景知識に違いがあり、授業のアレンジは難しいですが、私にとっても学ぶものの多い授業です。
この授業を評価していただいたということは、学生が自身の成長を感じられたのでしょう。そうであれば、これほどうれしいことはありません。


● 教授 倉林秀男「英語文献講読Ⅰ」
え?私の授業でいいんですか?というのが最初の感想です。毎週の課題も多く、受講態度が悪いと叱られ、面白いことなんて一つも言わず、グループワークもない、そんな授業です。ただ、教室内で心がけていることは、学生さんたちのいいところは褒め、できていないところは丁寧に指摘するということです。それが「真剣に学びに向き合う」ということだと考えています。上手くいかないことも多くありますが、今回はそれが比較的うまく学生さんたちに伝わったということで評価されたのだろうと思います。ありがとうございました。


● 准教授 森和「中国語Ⅳ」
このたび2022年度秋学期に担当した「中国語Ⅳ(初級)」に対してTeacher of the Yearを頂戴し、誠に有難く、また大変光栄に思います。この授業は「中国語Ⅰ~Ⅲ」を履修した学生を対象に初級から準中級レベルの単語・文法・本文・練習問題を学ぶもので、語彙や文法理解の定着を期待して毎回小テストもしています。週1コマ選択の外国語なので、まずは基礎をしっかり固めてもらえるように教科書メインで進めていますが、その一方で応用や脱線が少ない単調な授業になっているのではという迷いもあります。ですので、今回の受賞を一つの通過点として、これからも学生にとってより良い授業、中国語を学ぶのが楽しいと思ってもらえるような授業をできるよう努力していこうと思います。本当に有難うございました。


● 非常勤講師 井手拓郎「ファシリテーション実習」 
Teacher of the Year 2022の賞をいただき、光栄に存じます。より一層研鑽を積み、今年度の授業も引き続き全力で実施して参ります。ありがとうございました。


● 非常勤講師 野田佳恵「アカデミックライティング」 
この度は2022年度のTeacher of the Yearにご選出いただき、大変光栄に存じます。この授業は学部の学修に必要なアカデミック・ライティングの技能を養うことを目標とする必修科目の一つです。国語力はすべての学問の土台であるということを伝えるべく授業を行ってまいりましたが、順調な授業運営だったとは言い難く、試行錯誤の連続でした。そのような中でのこの度の過分な評価は、学生達が熱心に授業に参加し、真摯に課題に取り組んで、理解を深めようとする「良き学び手」であったからにほかなりません。学生達に感謝しつつ、今後もさらに精進してまいりたいと存じます。

宮首弘子(張弘)教授

宮首弘子(張弘)教授

倉林秀男教授

倉林秀男教授

森和 准教授

森和 准教授