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日本酒研究会の活動報告 明治神宮奉献酒樽フィールドワーク編

本研究会は日本酒の酒蔵と協働し、地域の歴史、生活文化、観光資源を学ぶことを目的とした外国語学部の学生が主導する研究グループです。
発足3年目の今年は、チーム毎に学生たちが企画を発案し、計画から実施までをおこなっています。春学期中の定例のテーマ研究発表活動を経て8月29日に有志によって明治神宮と周辺のフィールドワークがおこなわれました。

集合場所は最先端のファッション発信地、原宿駅ですが、今回の視点は「日本酒」です。まずは明治神宮ミュージアムで明治時代とその後の神宮建設の経緯を学び、神宮内南参道沿いにある奉献酒樽スポットへ向かいました。
全国各地の酒蔵から奉納された200を超える大きな菰樽が整然と並ぶ景色は壮大です。鶴や梅やしめ縄など日本の伝統的なデザインや銘柄に、多くの外国人観光客も見入っていました。

その昔、新しい時代の到来に日本の産業振興を勧奨した明治天皇の想いと、日本の伝統文化を担う産業の発展を願う人々の想いを窺い知ることができました。
いつもの若者のファッションの街とは対照的な印象の、重厚な歴史と伝統文化を感じるフィールドワーク体験ができた1日となりました。

<学生のコメント>
明治天皇を拝んで、祭祀を行う際に日本酒というものが大きな役割を果たしていたことを知り、日本酒が歴史の中に生き続けていることを感じました。(英語学科2年)

外国語学部 観光交流文化学科 
准教授 赤嶺 恵理、 講師 大熊 美音子