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【ゼミナール紹介】島村基礎演習が「世界とアメリカ」セミナーに参加しました。

 2011年6月17日(金)から19日(日)まで、8大学合同ゼミの第12回「世界とアメリカ」セミナーに、島村直幸の「基礎演習」の学生が参加しました。12年目になる「インターカレッジ」の学生セミナーで、八王子学生セミナーハウスで開催されました。90名の学生たち(男性45名・女性45名)が、5つのセクションに分かれて、朝から晩まで、議論を深めました。5つのセクションは、以下の通りです。すなわち、A「漂流する日米同盟」(講師:関場誓子・聖心女子大学、石川卓・防衛大学校)、B「流動化するアジア情勢とアメリカ」(講師:井尻秀憲・東京外国語大学、島村直幸)、C「 世界のパワーシフトとアメリカ」(講師:山本吉宣・青山学院大学、滝田賢治・中央大学)、D「中間選挙後のアメリカの内政」(講師:石井修・一橋大学名誉教授、高松基之・東洋英和女学院大学)、E「混迷する中東情勢」(講師:佐々木卓也・立教大学、渡邊啓貴・東京外国語大学)です。

基調講演の様子

基調講演の様子

 学生たちは、セクションごとに事前の準備会合に参加した上で、大学のゼミごとに報告内容をレジュメにまとめて、2泊3日の学生セミナーに参加しました。初日の開会式後の「基調講演」では、藪中三十二(前外務省事務次官、現立命館大学教授・外務省顧問)先生が、「国際社会と日本外交」について講演され、学生たちは、「日本外交」の経験に基づいた内容に、大いに刺激と感銘を受けるという貴重な機会となりました。また、学生90名と講師10名の計100名の全体で、2日目に「中間報告会」、3日目に「最終報告会」の報告が、セクションごとに行われました。そして、2日目の夕方には、「3.11後とフクシマ後」について、講師10名から「3-5分ずつ」の「特別講演」が行われ、その後の質疑応答では、学生たちから容赦のない質問とコメントがなされて、講師たちが現時点での自分たちなりの「解釈」を述べるという、別の貴重な機会もありました。

 最後に、参加した学生のコメントを紹介して、この記事を締めくくりたいと思います。
「今回のセミナーは参加する前はかなり不安があり、正直果たして自分は大丈夫なのだろうかと不安でした。ただ、実際に参加してみて思ったよりも他大学の人たちがいい人で自分が知らないことについていろいろと教えてくれたり、防衛大学の優秀な4年生の学生と国際政治や安全保障について懇親会で議論してみたり、また緊張しながらも中間報告会で僕が中東情勢についてのセクションで勇気を持って質問したことは今後も貴重な経験となると思います。また、セクション内の議論でアフガン政策について僕の考えがけっこう主張できました。そして、意外にも他大学の学生よリも詳しかったたという成功体験は今後のセミナー活動での糧になると思います。ただ、今回の勉強会での反省点もあり、僕が肝心のパワーシフトについてあまり勉強していなかったり、経済や国際政治の理論に弱いということもあり、今後の勉強課題としていきたいと思います。今回の勉強会ではやはり、一番心の支えとなったのは先生の貴重なアドバイスや藪中先生の積極的に自分の意見を主張するということ。そして、この前お話しましたロッキー製作秘話などで失敗しても努力を続けるということが重要だと改めて実感しました」。 


                                               総合政策学部講師 島村直幸

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