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修了生より近況報告

大学院国際協力研究科 博士後期課程
開発問題専攻 修了生 王傲

2016年に杏林大学(大学院国際協力研究科博士後期課程
開発問題専攻)を修了した私は、2020年9月中国重慶工程学院の専任講師として採用された。
既に始まった私の講義では、杏林大学大学院で先生方から学んだ日本の文化、社会のトピックを取り上げて紹介し、学生達から大変高い関心を集めている。
2001年に創立された重慶工程学院は2020年現在、8つの学部を擁し15,000人余りの学部生を有する4年制大学である。ここで私は「思想道徳教養與基本法律」というリベラルアーツ科目を担当している。
もともと理系を中心とする大学だが、ここ最近は海外留学経験者の文系の教員も積極的に採用されている。
これまでの中国は経済発展に注力し、社会は理系人材を重視してきた。
しかしここ数年、文系人材の採用者数が理系のそれを上回る。
これは中国経済の発展に伴う産業構造の変化や社会の多元化の結果とも言えるだろう。
このような変化の中でも、私は今後も杏林大学で学んだことを糧に教鞭を取って行きたい。