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保健学部に作業療法学科が新設されました

作業療法学科設置に向けて
作業療法士(occupational therapist)は専門職としてチーム医療に必要不可欠の職種です。広範な知識と高度な作業療法の専門技術を持ち、豊かな人間性を備えた人材が望まれています。この度、本学医学部付属病院・リハビリテーション室の全面協力を得て、医学や保健学、看護学をベースに専門技術を学び、総合政策学部や外国語学部との連携で、学生一人一人の持ち味をいかした柔軟な思考力を持つ作業療法士の育成を図ることに致しました。高度な知識と技術をもつ作業療法士として社会に貢献できる人材を輩出したいと思っております。作業療法と理学療法のちがいについて

■受験生のみなさんへ
作業療法士は精神科的な疾患のリハビリテーションで昔から有名ですが、医療の進歩と共に精神科以外の様々な診療科で活躍が期待される職業になっています。例えば認知症においてです。本学の医学部付属病院物忘れセンターでは様々な病態で物忘れを主訴とする患者様が増加し、それらの患者様に対して、正確な診断、治療だけでなく、日常生活の留意点などまで説明し、認知症の進行防止に日夜努力しております。しかし、認知症においては、特効薬は未だ無く、日常的なリハビリテーションの重要性が言われておりますが、認知機能を考えた認知症のリハビリテーションを行う専門家はごく少数で、 絶対数の不足が顕著であります。
認知症の高齢者が増加している現在の状況を考え、今回杏林大学保健学部では、先の「脳卒中に強い理学療法士」と同様に、「認知症に強い作業療法士」をコンセプトに作業療法士を育成することに致しました。日常生活を援助する作業療法士ではありますが、認知症の患者様およびご家族から、さすが杏林大学で学んだ専門家は違う、と言った評価が得られるような作業療法士を目指したいと思っています。
また、本学科では医学部付属病院を活用することで、一般的な疾患から稀な疾患まで幅広く学ぶことができ、各々の患者様に対し最良のリハビリテーション技術を習得できます。これから作業療法士として活躍したいと考えている皆さんに、かけがえのない学びの場となることでしょう。

作業療法学科

 2011年4月 新設  募集人員 40名

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