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アクティビティトイを使用した治癒プログラムにおいて、
学生が高齢者の方々と交流を深めました。

 平成28年12月8日(木)特別養護老人ホーム愛全園にて、アクティビティトイを用いた高齢者支援を実施しました。“アクティビティトイ”とは、手・足の運動機能のみならず、認知機能・癒し・五感の刺激、コミュニケーションの活発化など高齢者の様々な状況に合わせて活動を促すことができるおもちゃのことです。要介護高齢者に対し“アクティビティトイ”を用いて、①運動機能②認知・心理機能③コミュニケーション能力④ADL動作の維持・向上を目指すこと、および学生の要介護高齢者の理解を深めることを目的として、施設スタッフの方2名にお手伝いを頂き、保健学部の教員1名(齋藤利恵)、学生2名が参加し、高齢者20名と交流しました。
 まず学生と高齢者11名が大きなグループになり、かえるジャンプ、KAPLA、ステッキ、てんとうむしジャンケンなどを行いました。高齢者の方より「楽しかった」「また行いたい」など積極的な発言があり、学生の名前や出身地などを問いながら楽しまれていました。次に、小グループの活動として、KAPLA、コマまわし、ステッキ、リングウェーブなどを用いて個別に交流を行いました。KAPLAを積み上げる際、学生の励ましや場の楽しい雰囲気により、普段より長く立ち上がって作業する場面も見られました。
 終了後、学生からは「自分も楽しめ時間を経つのを忘れてしまった」「次回も参加したい」など積極的な発言が聞かれると同時に、「利用者さんに分かるように話をするのが難しい」など反省点も具体的に挙げていました。今後も定期的に交流していきたいと考えています。

2016.12.8
地域交流課