平成29年1月28日(土)に、外国語学部の学生が企画した「はじめてのおみせやさん」がアトレヴィ三鷹にて開催されました。この活動はアトレヴィ三鷹、㈱紀ノ國屋、本学の連携事業の一環として、『ものを創ることとものを売ること』の『楽しさと大変さ』を子どもたちに体験してもらい、未来につながる想い出作りを目的として学生が企画したものです。このイベントに三鷹市と武蔵野市を中心に募集した小学生11名と、外国語学部の学生7名が参加しました。
午前中は紀ノ國屋フードセンターで、「HAPPY」をテーマにアイシングクッキーづくりを体験し、午後はアトレヴィ三鷹の改札内3Fにある「KINOKUNIYA Bakery」で、アイシングクッキーの販売とコンテストを行いました。
販売したクッキーには、子どもたちからお客様へ「感謝の気持ち」を込めたメッセージカードも付けました。コンテスト用のクッキーは「自分の大好きなもの」をテーマに自由につくってもらいました。館内を行き交うお客様にコンテストの審査員になってもらい投票を行いました。子どもたちは販売、チラシ配布、案内放送と3つの役割に分かれ、イベントを自分たちの力で進めました。参加した学生たちは、最初はなかなか声が出なかった子どもたちへ、アドバイスやフォローを行うなどイベントを全面的に支えていました。
103枚つくったクッキーも好評のうちに完売。最後の1枚を購入していただいたお客様は、盛大な拍手と感謝の気持ちで見送りました。こどもたちや保護者の皆さまも楽しそうにしていました。売上金は、アトレヴィ三鷹、㈱紀ノ國屋、本学の三者合同で「あしなが育英会」に寄付する予定です。
企画から携わってきた学生は「難題もありましたが、今日を迎えることができて本当によかったです」「多くの人に支えてもらい実現できたことを忘れません」「子どもは限りない力と夢を秘めていると感じました」など手づくり企画ならではの感想を話してくれました。販売終了後に、コンテスト結果の発表を行いました。最優秀賞、アトレ賞、杏林賞の表彰式を行い、笑顔の記念撮影で大成功のイベントに幕を下ろしました。