倉林ゼミナールと野口ゼミナールは、12月16日(土)14:00~井の頭キャンパスに於いて、おもてなしボランティア「英語&観光ワークショップ」を開催しました。このイベントは、外国人旅行者の増加と東京オリンピック・パラリンピック2020に向けて、東京を訪れる外国人を想定した①災害時の英語対応、②東京の新たな魅力の発見をテーマにした本学学生による中高生向けのワークショップです。 都内の中学校、高等学校に通う生徒13名が参加し、終了後に全員に参加証が手渡されました。
第1部「東京観光の新たな魅力の発見」は、野口ゼミナールの学生15名が担当して「食べもの」「飲みもの」「雑貨」「スポット」「レストラン」の5テーマを5グループ別に話し合い、ターゲット、セールスポイント、売り方についてまとめ、プレゼンテーションを行いました。
第2部は、災害時に訪都中の外国人とコミュニケーションを取るための「やさしい英語」表現を倉林ゼミナールの学生4名が担当して、グループワーク形式で学びました。テキストは「ことばの通じない国で被災した場合の身の安全」を中心に学生が独自に編纂したものを使用し、中高生は簡単な表現でもコミュニケーションが取れることを理解できたようです。
事前準備の新宿・新大久保エリア、谷中・根津・千駄木エリアでのフィールドワークを含め、地域交流活動を通じた教育活動ともなり、本学学生にとっても貴重な機会となりました。ワークショップを担当した学生から「中・高校生から新しいアイディアの提案が出され、刺激の多い一日でした。」などの感想が寄せられ達成感のある活動となりました。