2018年8月31日~9月1日 福岡国際センター
これからのがん医療の方向性を示す「がん治療と支持・緩和療法の統合を目指して
~エビデンスに基づいたがんサポーティブケア」とし、17の専門部会による発表・議論が行われました。今年は、昨今マスコミでも取り上げられ話題となっております“Advanced Care Planning(ACP)についてのセミナーや「患者はどんな情報を望んでいるかー患者と医療者のコミュニケーションを考える」と題しました市民公開講座も開催され、がん患者さんやそのご家族、また一般医療者に開かれた学術集会となりました。
当CCRC研究所所長・長島文夫は、高齢者がん治療部会長であり、部会会議の座長を務めました。超高齢社会のため、がん患者の高齢化は進む一方であり、同じ暦年齢でも健康状態は大きく異なっています。様々な状態の方への手術、化学治療、リハビリ等に関して、医師、薬剤師、看護師、栄養士の方の取り組みについてポスターセッションが行われ、活発なディスカッションがなされました。