三鷹市では、平成16年度から、高齢者や障がい者、子育て家庭をはじめ、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう新たな支え合いのしくみ「地域ケアネットワーク」作りを、市内7つのコミュニティ住区の単位に分けて活動を進めています。この7つの地域ケアネットワーク(ケアネット)では、共通課題として「活動への参加者や担い手を増やしていくこと」を抱えており、昨年度は合同事業として、市内の大学(ICU、杏林大学、ルーテル学院大学)に通う学生とケアネットの構成員が情報や意見を交換する場を設けました。その結果、地域と大学や学生の間で有益な相互理解が図られたことから、今年度はより発展した内容で第2回合同事業を開催することに決定しました。
その第2回合同事業が、平成30年度12月2日(日)にさんさん館で開催され、市内大学の学生やケアネットの構成員に加え、大学教員も参加する形で情報や意見交換が行われました。参加した健康福祉学科の学生2名からは「地域の方々と沢山のことを話すことができて良い経験になり、自分たちだけに留めておくのはもったいないと感じた。」「地域のみなさんと地域での繋がりや活動について話し合う場に参加できて勉強になった。これからの学びに繋げていきたい。」などのコメントが寄せられ、有意義な意見交換の場とすることが出来たようです。