1月15日(火)~2月20日(水)、アトレヴィ三鷹3階改札内スペースと4階ひだまりバルコニー(無印良品前)に、宮首ゼミナールの学生が作成した「おすすめ商品紹介ポスター」が掲示されています。
このポスターは、中国の正月である春節休み(2月上旬)に来日する中国人観光客を主な対象として、アトレヴィ三鷹のおすすめ商品を日中二言語で紹介することを目的として作成されたものです。学生はおすすめ商品のセレクトから紹介文の作成(中国語訳も!)、ポスターのデザインまで全ての工程を自分たちだけで行いました。ポスターは細部にわたって凝った装飾がなされているので、見ているだけでも楽しむことが出来ます。特に、4階ひだまりバルコニーに掲示されているポスターは、フラッシュ撮影をすると写真にある変化が……!!どうぞ会場にてチェックしてみてください☆
※改札内のご利用には入場料が必要となります。
【学生からのコメント】
・今回は三鷹アトレヴィの商品情報に中国語が無く、その対策としてポスター制作をしました。
このインバウンド対策に当たった私達のゼミは、全員留学経験があり多くの編入生も所属している大学で唯一の国際型ゼミです。駅構内というポスターをじっくり見ることのない性質の中、どうしたら目をつけてもらえるのか、全員の経験と知恵を絞り出してポスター制作にあたりました。
今後も、国際型ゼミという特徴を生かして私達だからこそできることをして成果を上げていきたいです。
大原健楽(ゼミ長)
・まずは、アトレヴィ三鷹×宮首ゼミのポスターが滞りなく展示に至り内心ホッとしています。今回のポスター作成では、企業との綿密な会議をする経験が出来た事、試行錯誤や活発な意見を交わして行くことでゼミ内の雰囲気も更に高まり今後の活動に弾みがつきました。
プロジェクトでご指導してくださった宮首先生や、我々の為に時間を割いてくださったアトレヴィ三鷹の担当者の皆さん、ありがとうございました。
野呂京介(副ゼミ長)
【宮首先生からのコメント】
・本ゼミナールはゼミ生の中国語の運用力の向上と日中の異文化間コミュニケーション力の体得を主眼として、日本人学生と中国人留学生が共に学び活動しています。
この度、アトレヴィ三鷹からインバウンド需要の喚起に協力を依頼されました。中国の正月である春節休み(2月上旬)に来日する中国人観光客を主な対象として、日中両国の好みを把握している本ゼミ生に三鷹アトレヴィのオススメ商品ポスターを日中二言語で手作りして欲しいというものです。
本ゼミ生は二つのグループに分かれて、各々創意工夫を凝らし、異なるデザインの二枚の中国風ポスターを手作りしました。ポスター創作の過程においては、日中の違いを議論し、キャッチコピーを工夫したり、両国の要素を含んだデザインを考案したりして、日頃の学びを具現化することを体験しました。また、アトレヴィ三鷹の担当者から企業側の視点に立った見直しの指示を受けて何回も手直しを繰り返し、社会で働くことの厳しさを少しばかり疑似体験できたかと思います。
この度の取り組みでは、大学で身につけた知識と技能によって地域社会に貢献することは学びの可視化になり、更なる学習意欲の向上につながるものだと感じました。機会を与えてくださったアトレヴィ三鷹の皆様に感謝申し上げると共に、ゼミ生の熱意のこもった取り組みを褒めたいと思います。
外国語学部教授 宮首弘子