平成31年1月、F棟2階国際交流プラザにおいて、東京弁護士会 長谷川裕史先生のよる公開講演会『企業を考えたことありますか?~ミニビジネスに必要な法律知識入門~』が行われ、40名以上の学生が講演会に参加しました。
2019.1.25
地域交流課
【総合政策学部大山徹先生からのコメント】
平成31年1月17日(木)、弁護士の長谷川裕史氏の講演会が行われました。テーマは、「起業を考えたことありますか?~ミニビジネスに必要な法律知識入門~」と銘打たれるものであり、起業を考えている社会人・学生にはうってつけのものでした。同氏は、法学修士と経営学修士の両方の学位を取得されていますが、当日は幅広い教養に裏打ちされ、なおかつ弁護士としての実務経験からさまざまな領域の話がなされました。
株式会社の設立手続き、公証役場における定款認証、会社と登記簿、登記情報検索サービスの話、印鑑登録証明書の重要性等の話は起業を考える社会人および本学の学生に特に感銘を与えたようです。また今日では、資本金1円でも会社が設立できる話(俗に0円で会社が設立されるといわれるが、これは厳密にいえば間違いだとのことである)や資本金と各種税制の関係の話、マイケル・ポーターの著書『競争戦略』(1980年)に基づいた差別化戦略・集中戦略の話なども社会人および本学の学生に起業への興味を与えたようです。
講演会場はF棟2階の国際交流プラザでしたが、当日は40名以上の参加者がありました。本学の総合政策学部には企業経営学科があり、株式会社を実際に立ち上げ、経営陣として日々奮闘している卒業生も少なからずいます。この講演会が起業を考える社会人・学生の意欲醸成を伸張できることを願ってやみません。