2月4日(火)羽村市にある生涯学習センター「ゆとろぎ」にて、杏林大学医学部付属病院リハビリテーション室の石井翼言語聴覚士による公開講演会「小児の発話障害とその対応~構音障害と吃音を中心に~」を行いました。
今回の講演会は、市内の保育園や幼稚園に勤務する職員や、発達支援に携わる関係機関の職員を主対象とし、構音障害や吃音などの理解を深め、「話すこと」に苦手のある子供への具体的な対応方法を学ぶために実施されました。講演では、音声や動画資料を参考に障害の種類と区別について学んだほか、専門機関への受診を勧める目安などについても知識を深めました。
参加者は講師の解説のたびに資料に書き込みを行い、また、講演会終了後の個別質問では列が出来てしまうなど、このテーマに関する市民の意識の高さがうかがい知れました。講演会は2時間での実施でしたが、多くの参加者にとっては短く感じられるような内容の濃い講演会となりました。