「日本語教育実習」を受講している外国語学部の学生5名がアジア・アフリカ語学院(三鷹市)を訪問し,日本語クラスを見学しました。これは日本語を母語としない人への日本語の教え方を学んでいる学生が,実際の日本語教育の現場を体験し,授業の内容をより深めるために行われたものです。
見学したのは中国,韓国の学生が学ぶ初級クラスで,見学した日は「ていただきます」「てくださいます」など敬語を使った授受表現を学んでいました。先生が丁寧に教える様子や,日本人にとっても難しい表現を一生懸命に学ぶ学生の様子を実際に見ることで,授業だけでは学ぶことのできない現場の様子を知ることができ,大変,有意義な時間となりました。今後もこのような機会を増やしていきたいと考えています。
外国語学部 准教授 嵐 洋子
2013.8.1
学生の感想
実際に日本語学校の様子や授業を見学させて頂き,何よりも先生と生徒の距離が近く,コミュニケーションがとても多いと感じました。また,改めて日本語を教える難しさも感じました。日本語を母語とする私でも日本語の文法は難しいと思うことがあります。教材や黒板を使って分かりやすく伝える大切さを感じました。今回の見学を通して学んだことを今後の日本語教育実習にも生かしたいと思います。(英語学科3年 清水麻衣)