12月7日(月)、昨年度に引き続き「第2回企業が求めるグローバル人材像」について伺う懇談会を新宿の京王プラザホテルにおいて開催いたしました。
この懇談会は、海外への事業展開を行っているグローバル企業5社から、自社のグローバル人材育成の実態、求めるグローバル要素、グローバル人材を育成するための社内教育等についてお話をお伺いし、本学での教育事業に反映させることを目的に開催されたものです。
はじめに、跡見学長より開催の趣旨説明があり、続いて各社の人事担当者から、自社の状況と取り組みについて夫々説明がありました。
グローバル人材に求められるものとして全ての企業に共通していることは、語学力が高いだけでなく、海外と対等に渡り合うことのできるリーダーシップ、コミュニケーション能力とタフな交渉能力等を不可欠としている点でした。それに加え、海外現地スタッフと円滑に物事を進めるにあたり、人の模範となり得る、人の信頼を得られる等の「人間性」もグローバル人材として大切な資質の一つだという意見も聞くことができました。また、語学力養成の取り組みとして、海外支社等での研修、語学試験の導入を積極的に行っている企業がほとんどであることが分かりました。
懇談会後半での意見交換は大変参考となるもので、企業からの要望、意見等を聴取する機会を定期的に設け、それらを本学の人材育成プログラムに反映していくこととしています。