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英語・中国語を用いて「卒業研究報告会」を実施

 外国語学部「卒業研究報告会」が2月2日(火)に開催され、学部全体で200名近い4年生が参加しました。本報告会は、学士課程での学修を完結させる恒例のイベントで、大学4年間の学びで得た知識・能力をもとに、自ら設定した課題を合理的に分析し解決を図る卒業研究の成果を披露する場です。

 平成24年度に「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」(旧グローバル人材育成推進事業)が始動して以降、杏林大学外国語学部は「生涯学び続けどんな環境でも“答えのない問題”に最善解を導くことができる能力」を養成することを目指しています。それは、グローバル化が進む経済社会では、「卓抜した語学力」だけではなく、「問題発見力」「問題解決力」「自己表現力」といった言語検定試験のスコアには表れないスマートでタフな交渉能力の涵養が必須であるという認識に基づいています。

 今回も、各自が専攻する言語(中国語・英語・日本語)で卒業研究の内容をプレゼンテーションすることが推奨され、学修言語で果敢に挑んだ学生たちは、本学部で学んだ語学力が実践にも対応できることを確認したようでした。

 報告会の後は、発表を終えた4年生がガーデン丘に集い、ねぎらいと歓談のひと時を過ごしました。大きな節目を乗り越えて少し大人に近づいた、充実感に満ちた4年生の姿がそこにありました。もうじき卒業を迎える4年生にとって、この試練を立派に乗り越えたことが将来の自信につながってほしいと願わずにはいられません。

2016.02.04
外国語学部FD委員会