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本学学生が日中大学生千人交流大会に参加

『民間の交流なくして、世界平和なし』

 日中平和友好条約締結40周年を記念した日中大学生千人交流大会に参加するために、今年の8月24日から30日まで、100名の大学生訪中団の随員として中国の北京と山西省を訪れました。
 訪中団は計42校から推薦を受けた学生で構成されており、外国語はもちろん、他にも医療や芸術等を専門とする学生も多く集められました。私は学生のサポート側である随員での参加でしたが、現地大学生との交流もある中で、中国語をあまり話せない学生もかなりの数いるのではないかと多少不安を感じていました。しかし、翻訳アプリの活用や、筆談などを利用してどうにか意思疎通を図ろうとする団員の姿を見て、そんな不安はあっという間に消え去りました。また様々な分野を専門とする学生が集まったことから、より多くの方面からの日中の結びつきを感じることができました。
最終日には、北京飯店にて日中の学生1000人が集まり、互いにパフォーマンス披露や食事を通して友好を深めました。いつか日中関係が、この会場内の雰囲気そのままになったらいいなと感じると同時に、その礎は私たちであると感じました。
 私は自身の中国留学を終えた後でも、このような形で日中友好に携わることができ、また多くの学生に中国を好きになってもらうサポートができたことを大変嬉しく感じています。「民間の交流なくして、国の友好なし、国の友好なくして世界平和なし」というように、私たちの交流がなければ何も始まりません。これからも多くの人に中国に興味を持っていただけるよう、積極的に活動していきたいです。また、私の目標は「中国での素敵な経験を多くの人に伝え、中国を好きになってもらう」ことですが、訪中を通してその目標が私だけの目標ではなくなったことをとても心強く感じています。
これからも全力で、より多くの人に中国に興味を持ってもらえるきっかけづくりに励みたいと思います。

2018年10月17日

杏林大学外国語学部中国語学科3年 大原 健楽