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第5回杏林CCRC研究所セミナーについて

第5回杏林CCRC研究所セミナー報告

日 時:平成26年5月16日(金)13時〜15時

場 所:杏林CCRC研究所(三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ309)

報 告:蒲生 忍(杏林CCRC研究所 所長、保健学部 教授)
    平成25年度三菱総研委託事業の総括:「地域と大学講義」のあり方について

提 案:樋口 範雄(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
    東大米国高齢者法講義の概要:連携遠隔講義の可能性について


 平成26年16日(金)、杏林CCRC研究所(三鷹産業プラザ内)で、第5回杏林CCRC研究所セミナーが開催された。研究所からは蒲生、相見、松井、多田が参加した。杏林大学からは他に古本泰之氏、太田ひろみ氏、清水みさ子氏、氏江規雄氏、依田千春氏、井上昌子氏が出席した。学外からは、東京大学大学院教授で杏林CCRC研究所客員の樋口範雄氏が出席した。

 はじめに、本研究所長の蒲生忍が「平成25年度三菱総研委託事業の総括:【地域と大学】講義のあり方について」と題する報告を行った。報告では、平成25年度に本学からの委託で日本各地の大学における地域連携関連プログラム及びカリキュラムを調査した三菱総研の報告書をもとに地域連携教育の検討を行い、委託事業を総括した。本学の特性を活かした地域連携教育のあり方について意見交換がなされるとともに、本学と同様にCOC事業に採択された大学の取組事例(高知大学・中部大学・東海大学)の検討をもとに、地域連携教育の構築における学内体制整備等の重要性が議論された。
 次に、東京大学大学院法学政治学研究科教授で、杏林CCRC研究所の客員である樋口範雄氏が「東大米国高齢者法講義の概要:連携遠隔講義の可能性について」と題する報告を行った。報告では第一に、東京大学法学部で平成26年度後半に開講が予定されている「高齢者法」の講義概要が紹介されるとともに、遠隔講義システムの活用による地域高齢者の参加といった連携可能性が提案された。第二に、認知症高齢者による鉄道事故訴訟の事例が紹介され、高齢化に伴い増加する高齢者の法的問題に関する研究教育の重要性が提起された。第三に、認知症患者の胃瘻問題に関する論考を題材として、生命倫理が問題になる場面での法律家と医療関係者等の意識の齟齬について問題提起がなされ、あるべき方向性についての議論が行われた。
 その後、本研究所長の蒲生忍より、「教育改革へのCCRC研究所からの提案」と題して、本学における「地域と大学」講義のあり方についての提言が行われた。COC事業計画調書で提言された理念を再確認し、いかに既存のカリキュラムを活用しつつ、今後の地域志向教育を構築していくのかが議論された。そこでは、教育目的や教育体制に見られる学部ごとの違いに起因する課題が提起され、いかにそれを乗り越えるべきかという提言が行われた。また、COC事業を越えた永続的な取組みとして、本学の構想を実現していくことの重要性が強調された。
セミナーでは盛んな意見交換が行われ、複数の学部関係者が参加することにより、これまで認識されていなかったカリキュラム上の課題等も明らかになった。全学的取組としてのCOC事業の推進における、CCRC研究所の持つ強みが活かされたセミナーであったと思われる。

杏林CCRC研究所
松井孝太

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