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「ロコモ」を知っていますか? 講演会報告

杏林大学「地(知)の拠点整備」事業
杏林大学・三鷹ネットワーク大学 共催

市民公開講演会

「ロコモ」を知っていますか?

日時:平成26年7月26日(土)午後2時〜午後3時30分

場所:三鷹ネットワーク大学 教室ABC

講演者:市村正一(杏林大学医学部整形外科学教室 教授)


 平成26年7月26日(土)三鷹ネットワーク大学にて杏林大学市民公開講演会「ロコモを知っていますか?‐介護を受けない健康な毎日を過ごすために‐」が開催された。研究所からは蒲生、相見、松井、多田が出席した。講演に先立ち、杏林大学広報担当者から杏林大学医学部整形外科学 市村正一教授のご紹介の後、市村正一教授から「ロコモを知っていますか?‐介護を受けない健康な毎日を過ごすために‐」と題した講演が行われた。

 ロコモとは「ロコモティブシンドローム」の略語であり、主に加齢による運動器の障害(骨・筋肉や関節に生じる痛みや故障)のために移動能力の低下、そして要介護や要介護になる危険の高い状態のことである。ロコモの三大要因は①骨粗鬆症・骨粗鬆症による骨脆弱性骨折 ②変形性関節症や関節炎による下肢の関節機能障害 ③脊柱管狭窄による脊髄・馬尾・神経根障害である。これらの要因が一つだけにとどまらず複合や連鎖して疼痛・関節可動域制限・筋力低下・バランス能力低下をきたし移動機能低下(歩行障害)、更には生活活動や社会参加制限・要介護になることが多い。平成22年度の厚生労働省の報告によると日本人の平均寿命は男性79.55歳・女性86.30歳、健康寿命は男性70.42歳・女性73.62歳となっており要介護者は年々増加している。また平成23年度厚生労働省国民生活基礎調査では要支援や要介護になった原因は運動器の障害が23%と最も多い。すなわちロコモを理解し予防をすることにより介護予防となり健康寿命延伸が期待出来る。ロコモかどうかはロコチェックで7項目の症状の有無で簡単に確かめることが出来る。ロコチェックに加えてロコモ度テストがある。ロコモ度テストは立ち上がりテスト(脚力をしらべる)・2ステップテスト(歩幅をしらべる)・ロコモ25(身体の状態や生活状況をしらべる)の3つのテストがある。立ち上がりテストと2ステップテストのやり方を動画説明の後に実演して頂いた。さらに、ロコモ対策には手軽に一人でも出来るたった2つの運動(ロコトレ)を毎日の習慣にすることと説明頂いた。
 ロコチェック・ロモコ度テスト・ロコトレの詳細は日本整形外科学会公認ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト「ロコモ チャレンジ!」でどなたでも閲覧可能となっている。

 杏林CCRCの「都市型高齢社会の健康と安心」を主題とした退職団塊世代の「健康寿命延伸」に大変参考になり有意義な講演会であったと思える。

杏林CCRC研究所
相見祐輝

市村正一教授

市村正一教授

講演風景

講演風景

会場風景

会場風景

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