杏林CCRC研究所では,「都市型高齢社会の安全と安心」に関する様々な研究活動や市民の皆様との交流を進めています。その一環として今春より「死生学」をテーマに金曜サロンを開催しております。今までに「死生学の概念:生物と生命」「生死の医療倫理」「キューブラー・ロス」そして「死生学教育」を取り上げ世話人が各回のテーマを提示し関連する資料や映像をご紹介し,その後参加者の皆様と意見交換を行ってきました。
10月から下記の死生学サロンを再開しますので,皆様のご参加をお待ちしています。
日 時: 主に月一回第三金曜日の午後2時〜4時
場 所: 三鷹産業プラザ304 杏林CCRC研究所分室三鷹コモンズ
主 催: 杏林CCRC研究所(所長 蒲生忍・保健学部准教授 下島裕美)
協 力: みたか・認知症家族支援の会
10月16日(金)ピンピンコロリと生前指示
ピンピンコロリ,略してPPK。PPKとは人生を最後まで健康に過ごし突然に逝くことでしょうか。上手なPPKを果たすにはどうすればよいのでしょうか。最後にどのような医療を,どのように受けるのか,自分で選択することを考えましょう。
11月20日(金)認知症を体験する試み
人生の最期には必ず死が待っています。認知症になる人もいるでしょう。認知症になって死を迎える疑似体験を通じて,認知症の方とのコミュニケーションについて考えてみましょう。
12月18日(金)宗教者との対話:なごみ庵浦上師を招いて
横浜の倶生山なごみ庵という小さなお寺で浄土真宗の教えを説く浦上師。仏様の教えは我々の日常生活に深く浸み込んでいます。僧侶を囲んで一緒に話し合いましょう。
1月22日(金)お葬式と悲嘆の癒し
死は故人だけのものではありません。残された家族はお葬式を営み悲しみにくれます。お葬式やご供養の意味,また悲嘆ケアについて考えましょう。
参加費:無料
参加者:特に制限はありません。事前に下記にご連絡下さい。
連絡先:杏林CCRC研究所 ccrcoffice@ks.kyorin-u.ac.jp 0422-29-9576