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金曜サロン:シニアライフを考える 前期報告について

 平均寿命の延伸と少子高齢化の進行により,高齢者の数は急速に増加している。とりわけ,杏林大学が位置する三鷹市のような都市部では,これから急激な高齢化が予測される。それに伴い,医療,介護,年金,住まい,就労,終末期医療など,高齢者が直面する様々な問題への対応も重要な課題となっている。
 杏林CCRC研究所では,これらシニアライフの諸問題について市民の皆様と一緒に理解を深めていきたいと考え,金曜サロンを企画した。サロンでは世話人が各回のテーマを提示し関連する資料や情報を紹介し,その後参加者の皆様と意見交換を行ってきた。

金曜サロン:シニアライフを考える「終末期医療と法:自律的な判断のために」5月8日

 平成27年5月8日の金曜サロン「シニアライフを考える」では、松井を話題提供者として「終末期医療と法」を取り上げ、情報提供とディスカッションを行った。医療の進歩により、終末期においても一定の延命が可能になっており、高齢化が進む中で、終末期の医療をどのように考えるのかという問題はますます重要性を増している。その一方で、延命医療の中断に対する医療関係者の不安も大きいことが指摘されている。今回のサロンでは、終末期医療の決定に関する様々な判例やガイドライン、「事前指示書」「リビングウィル」といったキーワードを手掛かりに、自分自身が納得できる決定を行うために、現在の日本でどのような手段や制度が存在しているのかについて議論し、市民との意見交換を行った。

金曜サロン:シニアライフを考える「健康維持:最新健康グッズ事情」6月12日

 近年の情報技術やセンサーの進歩によりスマートフォンやウェアラブル機器を活用した健康増進が注目されている。ICTを使いこなすシニア世代が増える中、体重体組成計、活動量計、睡眠計などのグッズを用いて有用性や活用法について意見交換が行われた。
最新の健康グッズではスマートフォンやパソコンなどの通信機器を介してサーバに記録管理が可能である。測定値はスマートフォン専用アプリでいつでも閲覧できるが一部の情報に限る点や対応機種が一部に限られる場合がある。また一部のグッズのみで測定可能な項目などは記録管理にも制限がある。最新の健康グッズは手軽に健康管理ができるが測定結果を独自の判断に頼らず専門家などの指導を受けることでよりよい活用が可能となる。各々の有用性やグッズの改善要望について意見交換が行われた。

金曜サロン:シニアライフを考える「高齢化と医療:病院との付き合い方はどうなる?」7月10日

平成27年7月10日の金曜サロン「シニアライフ」では蒲生が話題提供者として「病院との付き合い方」を取り上げた。これまでの日本では、全国の多数のフリーアクセスの病院と診療所において、国民皆保険制度の下に、基本的にどの医療機関でも同じ価格で医療が提供されてきた。OECD諸国でほぼ平均値の医療費支出で、高度医療機器の普及と高度な技術に支えられた医療と看護により、世界一の長寿健康社会を実現してきた。しかし、少子高齢化が進み、疾病構造が変化する中で、医療提供者の機能分化や医療費削減等の改革が必要とされている。特に、今後の医療改革の中では「かかりつけ医」や「総合診療専門医」が重要な役割を果たすことが期待されている。今回のサロンでは医療制度改革のいくつかの論点について解説し、市民との意見交換をおこなった。

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