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最新知識を学んで健康寿命を延伸~脳卒中に足を掬われないために 講演会報告

講演会名:「第19回東京都脳卒中市民公開セミナー:最新知識を学んで健康寿命を延伸~脳卒中に足を掬われないために」

開催日時:平成28年5月28日14:00-16:00
開催場所:井の頭キャンパスF棟(医学部・共用棟)309室

総合司会:医学部脳卒中医学 平野照之教授
開会挨拶:医学部脳神経外科学 塩川芳昭教授
講演1「脳卒中の基礎知識」東海大学八王子病院 野川茂先生
講演2「ここまでできる脳梗塞の最新治療」多摩総合医療センター 太田貴裕先生
講演3「QOLを高める脳卒中リハビリ」付属病院リハビリテーション室 竹田紘崇先生
講演4「脳卒中連携医療:継続は力なり」日本医科大学多摩永山病院 長尾毅彦先生
閉会挨拶:東京都済生会中央病院・日本脳卒中協会東京都支部長 星野晴彦先生


講演会概要

 5月28日の午後、井の頭キャンパスF棟を会場に日本脳卒中協会東京都支部主催、杏林学園共催による第19回東京都脳卒中市民公開セミナー「最新知識を学んで健康寿命を延伸~脳卒中に足を掬われないために」が開催された。総合司会は本学医学部脳卒中医学の平野教授がつとめた。会場となった教室の座席数は240だが、開始10分前には既に多数の市民が会場の座席を埋め尽くし、さらに補助椅子を必要とし、市民の当該テーマへの関心の高さがうかがわれた。
 5月の最終週は日本脳卒中協会が集中的に啓発活動を行う脳卒中週間と位置付けている。脳卒中、特にその大半を占める脳梗塞は春に少なく6月から8月に増加することが疫学調査で明らかであり、増加の前の5月の末に全国で予防意識を高める同様のセミナーが集中的に開催されるとのことである。本セミナーもその一環であり、本学を含め多摩地区の代表的な医療機関の脳卒中医療の担当者が講師を務めた。
 脳卒中は発症しても迅速な救急対応が重要である。最新の治療により後遺症を回避できる可能性がある。万一の場合でも積極的なリハビリにより機能回復の余地も大きい。さらに生活習慣の改善により予防可能である。予防、治療、リハビリを円滑に連携させる医療連携によりQOLを高く維持することが可能である。
 本公開セミナーでは上記のそれぞれの観点ごとに焦点を絞り約30分ずつ順を追って講演が行われた。各講演は初期症状判別の標語FAST (Face, Arm, Speech, Time) 等やアニメーション、予防の標語等を使用した解り易いものであった。多数の聴衆の前で熱のこもった講演が続き質問時間の余裕は無かったが、アンケート用紙への記載で後日の回答と、懇切な対応がとられていた。
 脳卒中は死因の第4位であるが要介護となる後遺症や家族の負担と合わせ、極めて社会的負荷の大きな疾患である。今回の脳卒中協会東京都支部の主催の啓発活動に本学が積極的に関与協力し、またその会場として本学の新キャンパスが提供されたこと、多くの地域住民が参加されたことは、本学の地(知)の拠点整備事業の主要なテーマである健康寿命の延伸にとって有意義であった。
 講演会の開催運営に尽力された各位に感謝する。

杏林CCRC研究所
蒲生忍

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