10月25日(日)羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」にて、杏林大学保健学部臨床検査技術学科の田口晴彦先生が講師をつとめ、羽村市の主催による「ゆとろぎ身近なサイエンス講座」が実施されました。
今回の講座テーマは「からだを守る免疫・感染症を防ぐしくみ」。新型コロナウイルスが流行する中、最も関心の高いテーマの1つとあって、事前申し込み制で参加人数を規制したにも関わらず、羽村市だけでなく近隣市からも参加者が多数集まりました。
講座は、「免疫とはどのような学問なのか」、「免疫とはどのようなものか」、「免疫とワクチンについて」など、図や写真資料を交えて、一般の方にも分かりやすく解説していただきました。また、講座後半には「新型コロナウイルス」についても取り上げられ、参加者は先生の言葉を聞き漏らすまいと、熱心にメモをとっていました。また、講演会終了後の質疑応答では質問者が後を絶たず、このテーマに関する市民の関心の高さをうかがい知ることができました。
「感染症は『正しく知って正しく予防する』ことが何より大切です。」と締めくくられた田口先生。感染症を予防し健康な生活を守るための一助として、本講座が役立てられることを願っています。