12月5日(土)~6日(日)に大学コンソーシアム八王子が主催する「学生発表会」が実施され、総合政策学部 田中信弘先生のゼミナールが奨励賞を受賞しました。
今年度の学生発表会は、新型コロナウイルスの感染を防止するため、オンラインにて実施されました。田中ゼミの学生は、「民間の力で空き家を再生」をテーマに八王子市長に直接発表を行い、見事奨励賞を受賞しました。
この経験が、学生の学習意欲を高め、更なる地域貢献につながることを願っています。
▼以下、代表学生のコメント▼
【「奨励賞」を受賞して】 3年 野呂瀬 世史輝
本年も田中ゼミナールとして研究発表会に参加した。参加団体は八王子の大学から総勢167組にも及び、口頭発表、展示発表、ポスター発表により行われる大規模なイベントである。我々は、口頭発表の参加団体の中、「学生が八王子市長へ直接提案!~最終選考会~」の部門での発表に選ばれた。
我々のプランは、八王子の空き家問題に目を向け、民間の力を主体としたプランを市政に生かす試みを提案したものである。審査の方からは実現可能性等の見地から具体的なコメントを指摘して頂き、八王子市に空き家問題の解決の重要性を示唆できたことにはやりがいを覚えた。
同じ部門に参加した他のチームからは論理的かつ的確なプランと高いプレゼンテーション・スキルを学べたことも非常に良い経験であった。この発表会では、後日、八王子市の担当部局からもフィードバックが得られるなど、行政当局の考え方を具体的に知ることができることもこの発表会の醍醐味である。発表会の準備においては、ゼミナールの先輩や後輩を巻き込み、アイデアを出し合いながらプランを深化させることができた。私はこの発表会参加を通して、ゼミの一体感を一段と高められたと感じている。