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順天高校の生徒がDNA関連技術演習を受講

 3月11日(水)、順天高等学校の生徒26名が杏林大学八王子キャンパスを訪れ、保健学部K棟第一実習室においてDNA関連技術演習等を受講しました。
 今回の演習は、順天高校と杏林大学との高大連携の一環として企画されたものです。
 この日来校したのは、順天高校S(サイエンス)クラスの1年生で、この夏休みにはTRI(オーストラリア生物医学研究機関)での海外研修に参加することになっています。今回はそれに先立ち、基礎的な大学での生物学実習を体験することで、TRI Programの概略を理解し、TRI Programの中で使用する機器に慣れ、またその中で使用する英単語に慣れること等を目的としています。
 生徒たちは実習室に到着するとまず実習用の白衣に着替え、生体検査学研究室の相磯聡子准教授から諸注意を受けた後、早速TRIで行う実験の概要(予想)を受講し、医療英語学研究室のダシャカ・シーヴァスリアム講師から基本用語の確認の講義を受けました。
 昼食を挟んで午後からは、マイクロピペットやマイクロ遠心機を用いた演習、各実験プロトコルの確認、専門用語(英語)の使い方、アガロースゲルへの試料の添加演習、電気泳動のデモ、英語による指示の聞き取り練習が行われましたが、生徒たちはいずれも真剣な表情で熱心に取り組んでいました。
 最後のまとめの時間には、参加した生徒から「最初は不安だったけれども、事前にこの演習を受講してとても勉強になった」、「今日英語の専門用語を耳にし、聞き取り練習も行ったが、オーストラリアでの研修前にもっと英語力をつけるために勉強しておきたい」などの感想を聞くことができました。

2015. 3.16
<高大接続推進室>