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第6回杏林APラウンドテーブルを開催

 第6回杏林APラウンドテーブルが、平成28年5月9日(月)18:00よりこの4月より開設した杏林大学井の頭キャンパス5階会議室で開催されました。
 今回は聖徳学園高等学校、順天高等学校、関東国際高等学校、都立三鷹中等教育学校、都立青梅総合高等学校、大成高等学校、県立神奈川総合高等学校、日出学園高等学校(千葉県市川市)、都立武蔵村山高等学校の9校13名が参加し、杏林大学からは学長、副学長以下、関係者14名が集まり活発な意見交換が交わされました。
 
 初めて出席された先生方の自己紹介と跡見裕学長の挨拶の後、稲垣大輔高大接続推進室長がまず「大学教育再生加速プログラム(AP)高大接続」の趣旨、目的について説明し、重ねて高校への協力を依頼しました。
 続いて、同室長より新ルーブリック試行に協力してもらった関東国際高校と順天高校に対しお礼の言葉が述べられ、高校生からの意見を反映し、これからもルーブリックの改良を進めていくことを約束しました。
 高校側からは、「生徒は、落ち着いた環境であればより記入し易い。複数の生徒の回答を開示してもらい共有したい。生徒たちがルーブリックを到達点としてポートフォリオを構成していくためにも、ルーブリックを早く完成していただきたい」また、「ルーブリックに記入していくためには高校入学段階からの活動が関わってくる。ルーブリックで評価することで生徒たちの成長の変化を見ていきたい。大学へ進学した後も、このルーブリックで計られた能力がどのように伸びていくかの事後調査も重要である」などの意見が出されました。
 
 次に今年度のイベントリーフレット(配布資料)に基づき、本学APのイベント(ライティング指導・スピーチコンテスト・英語キャンプ・日英中トライリンガルキャンプ・同時通訳ブースのデモンストレーション・同見学)紹介が行われ、日程的に都合がつけばぜひ参加してほしい旨説明がありました。
 また、「外国語学部の科目を中心に杏林大学での大学レベルの授業を高校生に開放(ただし、現段階では単位認定はできないので、受講修了書を発行)するので、時間的に余裕があり、大学の授業に興味のある高校生がいればお送りいただきたい」との説明に、高校側から、「交通費・時間・手間を考えた場合、単位を認定する方向で早めに確定してほしい」、「WEB上での授業公開を考えてもよいのではないか」など様々な意見が出されました。

 次に、ポール・スノードン副学長より、2月に開催された近隣6大学等によるアドバンスト・プレイスメントに関するラウンドテーブルの内容が紹介され、この制度を導入するためには各学則・規程を整備する必要があり、次回の会議ではその進捗状況を報告する旨説明がありました。
 
 その他高校からは、新キャンパス開設に伴う大学図書館の高校生利用の可否や職場見学・職場体験の依頼等が出されました。

 最後に、スノードン副学長の閉会の挨拶で、和やかな中にも活発な意見交換会が終了しました。
 なお、次回杏林APラウンドテーブルは、11月に開催される予定です。

                                               2016. 5.19
                                              〈高大接続推進室〉