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医学部細胞生理学教室で聖徳学園高校生が体験講義・実習を実施


   10月22日(土)午後2時30分から5時45分まで、医学部細胞生理学教室教員(寺尾安生教授他)による「バイタルサインを測ってみよう」と題した体験講義・実習が三鷹キャンパス基礎医学研究棟4階実習室にて実施され、聖徳学園中学・高等学校の生徒10名、教員2名が参加しました。
   まず始めに、寺尾教授より本日の実習で測定するバイタルサインについて、脈拍・血圧・呼吸・体温・意識等を図り、患者の健康状態を素早くチェックするために用いる検査であると説明を受け、生徒たちは真剣なまなざしで説明に耳を傾けました。
 その後、2グループ「心電図」と「呼吸、酸素飽和度、血圧」グループに分かれ、心電図グループでは、生徒は検者、被検者になり心電図計を使い、初めて付ける電極に興味津々でした。記録された心電図から自分の心臓の位置を知り、心臓の異常の有無など心筋の興奮や心電図の相関を考察しました。
 続いて、「呼吸、酸素飽和度、血圧」グループでは、血圧計で最大血圧、最小血圧、脈拍、酸素飽和度
を測定しました。更に、スパイロメーター(肺活量計)で吸息・呼息に伴う肺の容量(肺気量)変化を測定し、呼吸の異常の有無から換気障害の区分判定を行いました。初めて使う器具を前に、皆積極的に実習に取り組んでいました。休憩をはさみ、「心電図」と「呼吸、酸素飽和度、血圧」グループは入れ替わり、実習を行いました。
 最後に寺尾教授より各生徒へ今回の修了証が手渡され、体験講義・実習は終了しました。

2016 10.27 高大接続推進室