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順天高校の生徒が保健学部でDNA関連技術演習を体験

 平成29年2月4日(土)、順天高等学校の生徒23名が引率教員1名とともに杏林大学井の頭キャンパスを訪れ、保健学部A棟第4実習室においてDNA関連技術演習を受講しました。
 この演習は、順天高校と杏林大学との高大連携の一環として企画されたもので、今回で3回目の開催となります。
 来校したのは、順天高校S(サイエンス)クラスの1年生で、来年の7月にはオーストラリアの大学での海外研修に参加する予定になっています。今回はそれに先立ち、大学での基礎的なDNA関連技術演習を体験することで、実際に海外研修でも使用するであろう機器に慣れ、またその際使用される英単語に慣れること等を目的としています。
 
 生徒たちは実習室に到着するとまず実習用の白衣に着替え、臨床検査技術学科の相磯聡子教授から諸注意を受けた後、早速マイクロピペットによる計量等、基本操作の演習や制限酵素によるプラスミドDNAの切断等を行いました。
 昼食を挟んで午後からは、アガロースゲルへの試料の添加演習や同じ臨床検査技術学科のダシャカ・シーヴァスリアム講師による英語の基本用語の発音練習指導、また英語による実験手順の聞き取り練習等を体験しましたが、生徒たちはいずれも真剣な表情で熱心に取り組んでいました。
 最後のまとめの時間には、参加した生徒から「大変細かいところまで要求される実験で難しかったけれども、様々な器具に触れることができ、体験できてとても良かった」、「今日メディカルイングリッシュの専門用語を耳にし、もっと英語の勉強に力を注ぐ必要があると思った」などの感想が語られました。

2017. 2.10
地域交流課(高大接続推進担当)