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神奈川総合高校の生徒11名が井の頭キャンパスで大学体験

 5月1日(月)、神奈川県立神奈川総合高校の女子生徒11名と引率教員1名が井の頭キャンパスを訪れ、保健学部の体験授業を受講しました。杏林大学と神奈川総合高校は、昨年末、高大連携協定を締結し、それに基づいて盛んな交流が行われていますが、今回の大学体験もその高大連携の一環として高校側から依頼があり実現したものです。
 生徒たちは、まずA棟3階の看護学科 看護・養護教育学専攻の太田ひろみ教授を訪ね、母子看護学実習室において、乳児モデルを用いた身長・体重・頭囲・腹囲の測定、聴診器を用いた呼吸音・心音の学生同士での聴取、バイタルサインベビーを用いた乳児の呼吸音・心音の聴取等を2班に分かれて実施していきました。その際、太田教授の他に2名の教員が付いて指導に当たりました。今回、ほぼ全員が乳児モデル等を取り扱うのは初めてとあって、最初は緊張した様子でしたが、徐々に慣れて笑顔も見られるようになりました。
 続いて、A棟2階の臨床検査技術学科 東 克巳特任教授を訪問し、第2実習室において採血の体験実習を行いました。最初に15分ほど東特任教授より採血に関する基礎知識の講話が行われ、その後いよいよ模擬腕によるシリンジ採血を体験していきました。この実習でも、東特任教授の他、2名の教員と3名の卒研学生が付いて、生徒たちを指導していきました。生徒2名に1台の模擬腕を準備してくれたため、実習が終わる頃にはみな予定した基本的作業を一通りできるようになっていました。
 2つの実習を体験した後、井の頭キャンパスの構内見学を行いました。まずC棟の井の頭図書館を司書の案内で2階から4階まで見学し、次にE棟2階のPBL教室、F棟2階の英語サロン、中国語サロン、ライティングセンターを回りました。
 最後は、F棟1階に下り学食を体験し、無事予定された日程を終了しました。少し慌しい大学体験でしたが、生徒たちの進路決定の参考になれば幸いです。

2017. 5.10
地域交流課(高大接続推進担当)