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都立武蔵村山高校で八木橋宏勇准教授が生徒向けに講演

平成29年9月27日(水)、外国語学部の八木橋准教授が都立武蔵村山高校からの依頼を受け、「ジブリ映画字幕翻訳から学ぶ異文化間コミュニケーション」と題して、高校生70人と高校教員4名の参加するグローバルAPセミナーで講演を行いました。

八木橋先生の以下のような問題意識に基づいてのセミナーに、高校生は英語と日本語の違いを理解し、異文化コミュニケーションを学ぶ楽しさを改めて感じているようでした。

英語学習において、語や文法を覚える重要性は否定されませんが、だからといって「語や文法を覚えれば学習が完了する」とは言えません。「音声は日本語,字幕は英語」でジブリ映画を見てみると,たくさんの不思議な現象に出会います。オリジナルでは台詞がない場面でも英語字幕は勢いよく流れていたり,英語字幕に意識を集中させていると「こういう話だったっけ?」と異なる物語に思えてきたり,映画は同一であるはずにもかかわらず,日本語版と英語版では,何かが違うようです。オリジナルと英語字幕のズレに着目しながら数多くの事例を検証し,日本語と英語の「自然なコミュニケーション」とはどのようなものかを考えてみたいと思います。


〈高大接続推進室〉
2017.10. 1